小池の供花の振り返り用ノート

2018年01月12日

後悔しない葬式を執り行うために

葬儀における後悔とは、一体どのようなことなのかということを考えたことがあるでしょうか。突然のことに戸惑い、わけのわからないままに慌ただしく執り行ってしまって、一応はきちんとしたつもりだったけれど、いざすべてのことが終わってみれば、もっと故人のために何かできることが他にもたくさんあったのではないかと思う人も、たくさんいらっしゃることでしょう。それはむしろ後悔というよりも、果たして故人らしさをしっかりと表現することができた葬儀を行うことができたのだろうかという疑問だと言えます。最近の葬儀社では、葬式自体をもっと生前の故人らしくしようという取り組みを積極的に始めているところもたくさんあります。あらかじめしっかりと葬儀の打ち合わせを自分自身と葬儀社の担当者が行うことで、想い出がたくさん詰まった葬儀を執り行うというわけです。亡くなった人が好きな花を供花にしたり、好きだった歌を流したり、好物だった食べ物を供えたりすることで、いくらでも葬式の中で亡くなった人との想い出を振り返ることができることでしょう。葬儀の隅から隅までしっかりとその人らしさを取り入れるということをすれば、亡くなった人が喜ぶのはもちろんのこと、喪主も親族も、誰もが納得することができるのではないでしょうか。亡くなった人のことを思いやった葬式をきちんと執り行うことで、みんなで気持ちよく亡くなった人を送り出してあげることができるでしょう。そうすれば、あとになって後悔することもないのではないでしょうか。

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